自分で希望ナンバーは取得できる?費用・日数・方法を解説

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自分で希望ナンバーは取得できる?費用・日数・方法を解説

「愛車には思い入れのある数字をつけたい」「希望ナンバーにしたいけれど、ディーラーに頼むと手数料が高い」とお悩みではありませんか?

実は、希望ナンバーはインターネットを使って誰でも簡単に自分で申請・取得することができます。
本記事では、自分で手続きを行う手順や費用、交付までの日数を徹底解説します。

もくじ

希望ナンバーは自分で取得可能!メリットは費用の節約

結論からお伝えすると、車の希望ナンバー(希望番号制度)は、業者に依頼せずとも自分自身で申請・取得することが十分に可能です。

以前は窓口で申請書を書く必要がありましたが、現在はインターネットの普及により、自宅のスマホやパソコンから24時間いつでも申し込みができるようになりました。

ここでは、あえて自分で手続きを行う最大のメリットである「費用の節約」と、実行するために必要な条件について解説します。

代行手数料(1万円〜2万円)を節約できる

自分で手続きを行う最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスです。

ディーラーや中古車販売店、行政書士などの専門業者に手続きを依頼した場合、ナンバープレートそのものの代金(実費)とは別に、1万円〜2万円前後の「代行手数料」がかかることが一般的です。

しかし、自分で手続きを行えば、この代行手数料は一切かかりません。必要なのは、陸運支局へ支払うナンバープレートの交付手数料(約4,000円〜5,000円程度)のみで済みます。

少しの手間をかけるだけで1万円以上の節約になるため、コストを抑えたい方には非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

平日に陸運支局へ行く時間が作れれば誰でも手続き可能

手続き自体の難易度は決して高くありませんが、自分で取得する際に唯一にして最大のハードルとなるのが「平日の日中に陸運支局(または軽自動車検査協会)へ行く必要がある」という点です。

ナンバープレートの交付窓口は、基本的に土日祝日は開いていません。受付時間は地域によって多少異なりますが、おおむね平日の8時45分〜16時00分頃までとなっています。

逆に言えば、この時間に休みを取ったり、時間を確保したりできる方であれば、専門知識がなくてもスムーズに完了できます。窓口での実際の作業時間は、混雑状況にもよりますが30分〜1時間程度で終わることがほとんどです。

申し込み前に確認!「抽選対象希望番号」と「一般希望番号」の違い

希望ナンバー制度を利用する際、最初に必ず確認しなければならないのが、自分が欲しい番号が「抽選対象」なのか「一般」なのかという点です。

希望する数字の人気度によって、取得の難易度や手続きにかかる期間が大きく異なるため、事前にどちらに分類されるかを把握しておきましょう。

人気が高い「抽選対象希望番号」とは

特に人気が集中する特定の番号は「抽選対象希望番号」に指定されており、申し込みをした全員が取得できるわけではありません。

これらは毎週1回(月曜日〜日曜日受付、翌週月曜日抽選)行われるコンピューター抽選に当選した人のみが、取得する権利を得ることができます。

抽選対象となる番号には、大きく分けて以下の2種類があります。

  • 全国一律の抽選番号:「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「3333」「5555」「7777」「8888」などの超人気番号
  • 地域ごとの特定抽選番号:管轄の地域ごとに独自に設定されている人気番号(例:地域によっては「1122」や「2525」なども抽選対象になる場合がある)

これらの番号を狙う場合は、一発で取得できるとは限らないため、納車や登録までのスケジュールに十分な余裕を持っておく必要があります。

それ以外の数字は「一般希望番号」になる

上記の抽選対象以外の番号は、すべて「一般希望番号」として扱われます。

こちらは抽選が行われないため、その番号が払い出し可能な枠に残っている限り、申し込みさえすれば待つことなく確実に取得が可能です。

例えば、以下のような個人的な意味を持つ数字は、多くの場合「一般希望番号」に該当し、スムーズに取得できます。

  • 自分や家族の誕生日(例:1225、310)
  • 結婚記念日などの日付
  • 抽選対象にはなっていない語呂合わせ

「どうしても抽選番号が良い」という強いこだわりがない場合は、あえて「一般希望番号」の範囲内で数字を決めることで、手続きをスムーズかつ確実進めることができます。

【ステップ別】希望ナンバーを自分で申し込む方法・やり方

それでは、実際にインターネットを使って申し込みを行う手順を解説します。

現在は「希望番号申込サービス(一般社団法人 全国自動車標板協議会)」の公式サイトを利用するのが一般的で最もスムーズです。スマホからでもパソコンからでも申請可能です。

手順1:車検証を用意して「希望番号申込サービス」へアクセス

まずは手元に「車検証(自動車検査証)」を用意しましょう。申請には、車検証に記載されている正確な車両情報が必要です。

準備ができたら、検索エンジンで「希望番号申込サービス」と検索するか、公式サイトへアクセスし、「新規申込」のボタンから手続きを開始します。

手順2:必要事項の入力と申し込み完了

画面の案内に従い、必要事項を入力していきます。

  • 車種分類(普通車、軽自動車など)
  • 用途(自家用、事業用など)
  • 標板の種類(ペイント、字光式など)
  • 車台番号(車検証を見て正確に入力)
  • 希望する番号(4桁のアラビア数字)

特に「車台番号」の入力ミスには十分注意してください。すべての入力を終え、申し込みを完了させると、登録したメールアドレスに受付完了メールが届きます。

※抽選対象希望番号の場合は、この時点で抽選申し込み完了となり、後日の抽選結果を待つことになります。

手順3:交付手数料の支払い(銀行振込・ペイジー等)

一般希望番号の場合(または抽選に当選した後)は、メールに記載された期限内に「交付手数料」を支払います。

支払い方法は、銀行振込、郵便振替、ペイジー(インターネットバンキング・ATM)などから選べます。支払期限を過ぎると申し込みが無効になってしまうため、メールが届いたら早めに入金を済ませましょう。

手順4:入金確認メールと「予約済証」のQRコード受け取り

入金が確認されると、再び「入金確認メール」が届きます。このメールには、当日窓口で必要となる「希望番号予約済証」を発行するための情報が記載されています。

最近ではQRコードとして発行されることが多いため、スマホで画面を表示できるようにしておくか、QRコードを印刷して準備しておきます。

手順5:指定された期間内に陸運支局(軽自動車検査協会)へ行く

入金確認メールには、「交付可能期間(ナンバープレートを受け取れる期間)」が記載されています。

通常、交付可能期間は交付開始日から1ヶ月間です。この期間内に、管轄の陸運支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)へ車を持ち込み、取り付けの手続きを行ってください。

期間を過ぎてしまうと、支払った手数料は返金されず、予約も失効してしまうため、スケジュール管理は厳重に行いましょう。

自分で取得する場合にかかる費用(交付手数料)

自分で手続きを行う場合にかかるのは、代行手数料ではなく、ナンバープレートそのものの代金(交付手数料)のみです。

この金額は都道府県やナンバープレートの種類(大きさや仕様)によって数百円程度の違いがありますが、ここでは一般的な普通車・軽自動車(中板)の相場について解説します。

ペイント式ナンバープレート(通常版)の費用目安

街中で最もよく見かける、金属板に塗料で文字が書かれた標準的なタイプです。

通常のペイント式の場合、前後2枚セットで約4,000円〜4,500円程度が相場です。希望ナンバーではない通常のナンバー交付(約1,500円〜2,000円)と比較すると少し割高になりますが、これは「注文生産」になるためです。

特別な装飾がない分、最も安価に希望ナンバーを取得できる方法です。

字光式ナンバープレート(文字が光るタイプ)の費用目安

夜間に文字部分が緑色に発光するタイプです。視認性が高く、ドレスアップ効果もあるため根強い人気があります。

字光式のプレート代は、前後2枚セットで約5,500円〜6,500円程度です。

ただし、注意点として字光式ナンバーを取り付けるには、プレート代とは別に裏側に設置する「照明器具(土台)」を購入・設置する必要があります。照明器具を持っていない場合は、その費用(数千円〜1万円以上など製品による)も別途予算に入れておく必要があります。

図柄入りナンバープレート(ご当地・万博など)の費用目安

地域の風景などが描かれた「地方版図柄入りナンバー(ご当地ナンバー)」や、全国共通の「記念ナンバー(万博記念など)」も希望番号で取得可能です。

こちらはフルカラー版とモノクロ版があり、費用は約7,500円〜9,000円程度と、ペイント式の倍近い価格になります。

また、フルカラー版を選択するには、上記の交付手数料に加えて「1,000円以上の寄付金」が必要となるケースが一般的です。申し込みの際は、寄付金の有無によるデザインの違いもよく確認しましょう。

申請から交付までにかかる日数(期間)

通常のナンバープレートとは異なり、希望ナンバーは注文を受けてから一枚ずつ製作する「受注生産」となります。

そのため、申し込んだその日に受け取ることはできません。必ず「製作期間」が必要になることを理解し、車検や納車のスケジュールに間に合うよう早めに動くことが大切です。

一般希望番号の場合:入金確認後4日〜5日程度

抽選のない「一般希望番号」の場合、手数料の入金が確認されてから、土日祝日を除いた「4日〜5日程度」で交付可能となります。

例えば、月曜日に入金が確認されれば、その週の金曜日か、翌週の月曜日あたりから受け取れるイメージです(地域や混雑状況により前後します)。

ただし、これはあくまで「入金確認後」からの日数です。申し込みだけして入金を忘れていると、いつまで経っても製作が始まらないため注意が必要です。

抽選対象希望番号の場合:抽選結果待ち+4日〜5日程度

抽選対象希望番号の場合、まずは「毎週月曜日の抽選」の結果を待つ必要があります。

申し込みはいつでも可能ですが、締め切りは毎週日曜日の21時までで、翌月曜日に抽選が行われます。当選した場合、そこから入金を行い、さらに製作期間(4日〜5日程度)がかかります。

つまり、申し込みのタイミングや抽選結果によっては、手元に届くまで最短でも1週間〜10日以上かかると考えておいた方が無難です。もし抽選に外れてしまえば、翌週以降に再チャレンジとなるため、さらに日数がかかります。

図柄入りナンバーの場合:2週間程度かかることも

「地方版図柄入りナンバー」や「記念ナンバー」などの特殊なプレートを選択した場合、プリント作業に時間がかかるため、通常のペイント式よりも製作期間が長くなる傾向があります。

一般的に、入金確認後「土日祝日を除いた10日〜2週間程度」の日数が必要です。

特にゴールデンウィークや年末年始を挟む場合は、工場の稼働停止により大幅に遅れることがあるため、余裕を持ったスケジュールで申請を行いましょう。

当日に必要な書類と持ち物リスト

交付可能期間になったら、いよいよ管轄の陸運支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)へナンバープレートの交換に行きます。

書類に不備があったり、必要なものを忘れたりすると、その日のうちに交換ができず出直しになってしまいます。出発前に以下のリストを必ずチェックしてください。

普通自動車の場合

普通車の場合、後方のナンバープレートを取り付けた後に、係員による「封印(アルミ製のキャップ)」の取り付け作業があります。そのため、必ず対象の車に乗って陸運支局へ行く(車両を持ち込む)必要があります。

  • 車検証(自動車検査証):コピーではなく原本が必要です。
  • 希望番号予約済証:申し込みサイトから発行されたQRコードをスマホ画面で提示するか、印刷して持参します。
  • 現在のナンバープレート:現地でドライバーを使って取り外し、窓口へ返納します(前後2枚)。
  • 自動車(実車):封印作業のため必須です。
  • 工具(プラスドライバー・マイナスドライバー):ナンバーの取り外し・取り付けに使用します。※窓口で貸し出している場合もありますが、持参するとスムーズです。

※所有者本人が手続きに行く場合、印鑑は不要なケースが増えていますが、念のため認印を持参しておくと安心です。

軽自動車の場合

軽自動車には「封印」の制度がありませんが、古いナンバープレートを返納し、新しいものを受け取る手順は同様です。

  • 車検証(自動車検査証):原本を持参します。
  • 希望番号予約済証:QRコードまたは印刷したもの。
  • 現在のナンバープレート:現地で取り外して返納します。
  • 工具(プラスドライバー):軽自動車には封印がないため、プラスドライバーがあれば交換可能です。

軽自動車の場合、制度上は「ナンバープレートと書類」だけを窓口に持っていけば新しいプレートを受け取ること自体は可能です。しかし、ナンバープレートが付いていない状態では公道を走れないため、基本的には対象の車に乗っていき、その場の駐車場で交換作業を行うのが最も確実で一般的です。

よくある質問(FAQ)

最後に、希望ナンバーの取得に関して、これまで紹介した内容以外でよく寄せられる疑問についてQ&A形式で解説します。

Q. 抽選に外れた場合はどうすればいいですか?

抽選対象希望番号の抽選に外れてしまった場合、諦めて別の番号にするか、翌週以降の抽選に再度申し込むかを選ぶことができます。

再抽選への申し込み回数に制限はありません。当選するまで何度でもチャレンジすることは可能ですが、当然その分だけ納車や登録の時期が遅れてしまいます。

どうしてもその番号が良い場合は、時間に余裕を持って根気強く応募し続ける必要がありますが、急いでいる場合は似ている数字や、抽選対象ではない一般希望番号への変更も検討してみてください。

Q. ナンバープレートの交換は自分でもできますか?(封印について)

はい、古いナンバープレートをドライバーで外し、新しいプレートをネジで留める作業自体は、基本的に申請者自身が行います(陸運支局の駐車場で行います)。

ただし、普通自動車(白ナンバー)の後ろのナンバープレートには、左上のネジ部分に「封印(ふういん)」と呼ばれるアルミ製のキャップを取り付ける義務があります。

この「封印」の取り付けだけは、公的権限を持つ係員しか行うことができません。そのため、自分でネジを締めた後、最後に必ず係員を呼んで封印をしてもらう必要があります。勝手に封印を持ち帰ったり、自分で取り付けたりすることは法律で禁止されています。

※軽自動車には封印制度がないため、すべての作業を自分だけで完結できます。

Q. 希望ナンバーを変えずに車を買い替えることはできますか?

「今の車のナンバー(例:・・77)が気に入っているから、次の車にもそのまま使いたい」という場合、物理的に同じプレートを付け替えることはできません。

ナンバープレートは「その車(車体)」に紐付いているため、車が変われば新しいプレートが必要です。

ただし、新しい車で改めて同じ番号(・・77)を希望ナンバーとして申請することは可能です。

この場合、4桁のメインの数字は同じになりますが、地域名の横にある「分類番号(300や500などの数字)」や「ひらがな」の部分は変わります。全く同一のプレートにはならない点をご了承ください。

まとめ:希望ナンバーは自分で取得して賢く節約しよう

本記事では、車の希望ナンバーを自分で取得する方法や費用、日数について解説してきました。

専門的な知識が必要そうに見える車の名義変更や登録手続きですが、希望ナンバーの変更に関しては、インターネットでの申し込みと、平日のちょっとした時間さえあれば誰でも簡単に行うことができます。

最後に、ポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 自分で手続きすれば、業者への代行手数料(1〜2万円)が節約できる
  • 必要な費用は、ナンバープレート代(約4,000円〜)の実費のみ
  • ネット申し込み後、交付可能になってから陸運支局へ行けばOK
  • 平日の日中に時間が取れるなら、ぜひチャレンジすべき

自分でナンバープレートを取り付けるという体験は、費用を浮かすだけでなく、愛車への愛着をより一層深める良い機会にもなるはずです。

まずは「希望番号申込サービス」のサイトを覗いて、自分の欲しい番号が空いているか、抽選対象なのかを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人
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